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ミクスチャーブログ

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映画『わたしの幸せな結婚』今田美桜を「抱きしめたい」と思って見てたのに、気づいたら目黒蓮に「抱きしめられたい」と思う俺がいた

映画『わたしの幸せな結婚』、今田美桜を「抱きしめたい」と思って見てたのに、いつの間にか目黒蓮に「抱きしめられたい」と思う俺がいたんですが…

 

今田美桜が演じるヒロイン「美世(みよ)」は、この世の不幸のすべてを背負ったような存在だった。特殊な能力「異能」を持っている人間が絶対正義とされている世界において唯一の「無能力者」。そのせいで常に家族から虐げられて生きてきたのだ。

「美世は俺が守る」

開始5分でそう思ってたんですが、美世は冷酷無慈悲と呼ばれる清霞(きよか)と無理矢理結婚させられてしまう。こいつがマジでヤベえやつで開口一番、

 

「美世…と言ったな。ここでは私の言うことに絶対に従え。私が出て行けと言ったら出て行け。死ねと言ったら死ね。異論反論はきかん」

 

なんじゃこいつ…?人の命を虫のように扱うクズ野郎が…こんなやつに美世を嫁がせられるわけねぇ…もういい…お前は今すぐ去れ、やっぱ美世は俺が幸せにす

 

ー10分後 ー

 

清霞「今度の休日…街へ行こうと思う…一緒に来るか…?ここへ来てから一度も出かけてないだろう…」

美世「でも私行けません…」

清霞「えっ…?(モジモジ…)」

 

えっ!?もう好きになってない?!?!?!

 

なんじゃこいつ…誰がどう見てももう惚れてることが伝わってくる…残虐無比冷酷キャラ史上最も速いスピードで好きなってるんだが???

美世に「でも私行けません…」って言われた時の「えっ!!??」の顔かわいすぎるだろ。なにをモジモジしてんの?もしかして童貞?

 

ー5分後ー

 

清霞「顔を上げろっ、小さくなる必要などない…!謝罪ではなく…素直な言葉を聞くほうが…私も嬉しい……それでいい…」

 

えっ!!?実はめちゃくちゃ優しいやつ?!?!?!? 

 

な…なんじゃこいつ……美世ののっぴきならねえ出生や過去をおもんぱかりながらも、決して同情や情けで接することはない。あくまで同じ人間、「対等の存在」として美世を見つめている…え?お前のどこが冷酷無慈悲…?風邪引いた時のお粥くらい優しいんだが…

30分だった。物語開始からたった30分で圧倒的なギャップを見せつけ俺の心を鷲掴みにしてきたのである…

 

悔しいのが、清霞の優しさがあるからこそ美世もまた、物語の中で恐ろしいスピードでその魅力が増している…

最初はボロボロの着物にあかぎれだらけの手、決して合うことのない目…常に怯えたように生きていた美世が、清霞と出会い、優しさに触れ、少しずつ自信を持つようになった結果、最強のヒロインが爆誕していたのだ…

団子食ってうまくて目ぱちくりさせながら笑顔になるところ、かわいさのあまり画面に顔面つっこんだ。ちょっと自分の髪も食べちゃってるのアドリブか…?やばすぎる…

そしてその笑顔が俺にではなく、清霞にだけ向けられているという事実…ちくしょう…

 

ー15分後ー

 

「隊長!最近(子供が)笑うようになりました!」

「抱きつきたい背中っすねぇ…ここにいるみんなそうっすよ…あれに憧れてるんです」

「隊長!」

「隊長〜〜〜!」

 

え!!?おまっ、お前っ、めっちゃ人望ある!??!?!?!

 

なんじゃこいつ!?!?おまっ、敵を殺すことしか考えない軍人じゃねぇの!??なにを隊員たちと和気あいあいと…てか、こんな「軍」ってこんな「楽しく勝つ野球部」みたいなノリなの???え?俺も入っていいですか?

 

非常にマズい。たった1時間で清霞のことを「好き」になりかけてる。魅力のデパート過ぎる。俺は今田美桜だけを見るためだけにこの映画を見始めたはずなのに…

そして極めつけは中盤のシーン。美世が無能であることが清霞にバレてしまい、美世はもう清霞と一緒にはいられないと自分の想いを打ち明ける。

 

美世「私には異能がありません…学校も小学校止まりです…実家ではずっと使用人として働いてきました…教養もなく、名家の娘らしいことはなにひとつありません…だから、私本当は旦那さまにふさわしくないの

 

俺「うるせェエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!俺が!!!!!!!!!!お前のことを!!!!!!!!!愛してんだよオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

って叫びながら抱きしめてる。俺なら。だが清霞は違った。俺のようにだらしなく叫ぶことなく、冷静に、しかし心の中は熱く、自分の想いを美世に伝える……

 

清霞「いつまでそうしてるつもりだ…?

異能などどうでもいい…私たちの間には必要ない…

もう少ししたら正式に婚約しようと思ってるのだが…いやか…?

…私がここにいてほしいんだ…他の誰でもなく…」

 

 

清霞さまぁあ〜〜〜〜〜〜〜〜ん♡♡♡♡俺を抱きしめて………

 

 

…で、なんやかんやあって、二人に束の間の平穏が訪れるんですが、

 

清霞「美世、これから先、苦労をかけることもあるだろう。私も軍人のはしくれだ。厳しい戦場に赴かねばならねばならないこともある…その上…性格も…」

 

美世「…?」

 

アーーーーーーーーーー!!身長差ーーーーーーーーッッッッッ!!!!上目遣いーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!

目黒が185センチもあるからこそ生まれる女子が一番かわいく見える上目遣い……174センチの俺じゃ天地が引っくり返ってもこのかわいさは成立しないのだ…クソが…

 

清霞「…っ…つまらんだろう…」

 

美世「えっ…?いえ…」

 

清霞「だが私は…美世と一緒になりたい…こんな面倒な男と…」

美世「あっ、めっ、面倒だなんて思いません…!」

清霞「あっ…面倒だよ…笑」

美世「いえっ…!あっ…私のほうがむしろずっと面倒です…」

清霞「あ…結婚してもらえるだろうか…」

美世「後悔なさいませんか?」

清霞「するわけないだろう…」

 

アーーーーーーーーーーーーーー!!!!!アーーーーーーーーーーーーーー!!!!!アーーーーーーーーーーーーーー!!!!!アーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

こ…こいつら…この「食い気味」の会話……互いの「好き」が溢れすぎて会話のテンポ感とかめちゃくちゃになってるけど、そんなもんどうでもいい、はやく抱きしめたい、、、みたいな会話…クソが…もっと……もっとくれ……

 

美世「ふつつかものですが…どうぞよろしくお願いしますっ…」

 

清霞「えへへ…笑」

美世「えへへ…笑」

 

清霞「行くか…」

美世「はいっ…!」

 

Snow Man「こ〜〜〜〜〜〜〜いッッッ!!!つづりィイイッッ!!!!!!

なみ〜〜〜〜〜〜〜〜だッッッッ!!!!!!

風に揺れてェエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

 

俺「ちょっ、、、Snow Manちょっと1回歌待ってもらっていいですか??????」

 

足りなすぎる。短すぎる。なにもかも俺の中で消化しきれてない。もっと俺に二人のイチャイチャくれよ…もっと幸せな結婚見せてくれよ…

もう次の朝ドラこれにしてほしい。

謎のスパイス「ほりにし」がうますぎる。スパイス界の宇多田ヒカル

謎のスパイス「ほりにし」がうますぎる。

知り合いのオッサンに「なんにかけてもうまいからダマされたと思って買ってみろ」と言われ、いくらか確認したら1瓶800円超えてて

 

「なんだこいつ…?ただの粉にそんな金出すわけねえだろアホか800円あったらモス食うわモス。スパイス信仰キモっ…」

 

と軽蔑してたんですが、あまりにも「ほりにしほりにし…」しつこいので一度買って試してみたところ、オッサンが住んでる家の方角に土下座するほどの衝撃。もうオッサンには足向けて寝れねえ。ごめんね…いつもありがとね…おっさんずラブ…♡

それからというもの、生活の中心が「ほりにし」になってしまいました。ほりにしをかける前の俺にはもう戻れない。森羅万象ありとあらゆる食材、料理にほりにしをかけて食ってみたがマジで外れがない。

いや、なににかけても外れがないというか、ほりにしをかけた時点でこの世の味が全て「ほりにしになる」と言ったほうが正しいかもしれません。

裏面の原材料名をご覧いただきたい。

原材料名: 食塩、ガーリック、黒コショウ、レッドベルペッパー、粉末醤油、ミルポアパウダー、コリアンダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、赤唐辛子、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリシード/調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、(原材料の一部に小麦、大豆、豚肉を含む)…

 

えー、つまり…なんですか…?

 

違法以外の粉全部入ってるんじゃねぇかと思うほどの圧倒的な情報量にもかかわらず、なにひとつ伝わってこない。1ミリも味がイメージできない。

だが、これがまぎれもない事実。最初は、なにが「アウトドアスパイス ほりにし」だよ。誰だよ。お前の自己紹介はどうでもいいから味の説明をちゃんとしろ。不親切すぎるだろ、この国の政治かよ。とブチギレてたんですが、

 

ほりにしの味は「ほりにし味」

 

そうとしか言いようがありませんでした。あえて言葉にするなら「この世の全て味」

ほりにしには「食材、料理を引き立てる」という概念は存在しません。むしろ食材、料理こそがほりにしを引き立てている。本来は脇役、裏方であるべきはずのスパイス界において、ほりにしは主役を食ってしまうほどの圧倒的な輝きを放っていたのです。

黒色の絵の具に他のどんな色の絵の具を混ぜても必ず黒が残るように、どんな味もほりにしをかけると全てほりにしに吸収されてしまう。

相撲の力士が手を加えた時点でその料理の名前が「ちゃんこ」になるように、ほりにしが食べ物にかかった時点で、その食べ物の名前は「ほりにし」になってしまう。

例えばカレーライスにほりにしをかけた場合、その瞬間からカレーライスはカレーライスではなく「ほりにしライスカレー風味」になる。食材、料理を食うというより「ほりにしを味わうために他の食べ物を生贄にしている」と言っても過言ではありません。

正直、ほりにしがかけられるのであれば、食べ物である必要すらない。そのへんの鉄パイプにほりにしをかけて舐めたっていい。

自分の腕にほりにしをかけて噛んだことすらあります。その姿は完全に、自分の尻尾を噛んで環となった竜、ウロボロス。

おそらく「ほりにし」とは、一人の人間の名前ではなく古代ギリシャ語で「無限の象徴」を意味しているに違いない。

そんな、ほりにしに取り憑かれし、ほりにし狂信者である私が、ほりにしの一番の生贄としてオススメしたい食べ物がこれ。

 

 

マヨです

 

「いや調味料だろバカ」という指摘は甘んじて受け入れよう。

もはや「かける」その必要すらない。ほりにしマヨはそれだけで「完成」された芸術作品。「かける」ことでしか存在を許されなかった2人が出会った結果、とんでもない奇跡が起こってしまった。

皿の上にぶっかけてスプーンですくうなり、犬のようにだらしなくベロベロするなり、本当の自由がここにある。ほりにしに出会ったその日から私は人間ではない。

その上で、ほりにしマヨをフライドポテトなり野菜スティックなりエビフライなりを「ほりにしマヨの棒」にして食った時の衝撃たるや、宇多田ヒカルがデビューした時とまったく同じ。やっと見つけた俺のFirst Love…

 

最後のキスは
ほりにしのflavorがした
ニガくてせつない香り

明日の今頃には
ほりにしどこにいるんだろう
ほりにしかけてるんだろう

Horinishi are always gonna be my love
いつか誰かとまたほりにしかけても
I'll remember to love
Horinishi taught me how
Horinishi are always gonna be the one
今はまだ悲しいlove Horinishi
ほりにしの粉 かけれるまで

 

なんですかこれは

芸能人、「さん付け」するか?「呼び捨て」するか?

先日、数人の知り合いと雑談をしていた時にMr.Childrenの話題になり、その中の1人が

 

 「いやでも、桜井はさ〜」

 

その瞬間、宗教法人ミスチル之光最高幹部である私はつい、

「桜井“さん”だろ?バカが。てめぇの明日ネバーノウズしてやろうか?」

と、怒りで戦争を起こしそうになってしまいました。

しかし、典型的なネットイキりリアルビビり野郎だったので、周りに合わせて唇噛みちぎりながら一緒に「桜井」と呼び捨てにし、そのたびに心の中で「ち…違うんです桜井さん…すいませんすいません…イノセントワールドイノセントワールド…」と何度もギロチンで自分の首を切断していました。

 

この話のように、好きな芸能人に対する「呼び捨て」にいちいちブチギレてしまうんですが、逆にわざわざ知らん芸能人を「さん付け」することへの違和感は正直すごくわかります。

「お前は桜井和寿を呼び捨てにされてキレてるけど芸能人全員『さん付け』してんのか?」

と言われるとぐうの音も出ません。全然「サザンの桑田」「ラルクのhyde」「山下の達郎」って呼んじゃう。むしろ「さん付け」してる芸能人のほうが少ないのが事実です。

しかし、私がキレたように呼び捨てした芸能人のファンがどこに息を潜めてるかわかりません。先日も、所ジョージのことを「所」と呼んでいたら

 

「は?なに呼び捨てにしてんの?所“さん”だから」

 

まさかの「所ジョージガチ勢」が近くにおり、「いかに所ジョージがすごいか」について30分説教されました。笑ってコロして…

こういうことがあるので全員「さん付け」でいこうかとも思ったんですが、そうなってくると今度はじゃあ「歴史上の偉人」にも「さん付け」しろよ、という問題が生まれてきます。

 

「俺、坂本龍馬さんを尊敬してるんだけどさ」

勝海舟?

 

また「さん付け」「呼び捨て」問題に加えて、より面倒くさいのが「ニックネーム呼び」です。「安室ちゃん」「深キョン」「松潤」など、広く親しまれてる愛称があるタイプの芸能人。一見すると、ファン非ファン問わず共通語でその呼び方だから楽じゃんと思いがちなんですが、長年のファンには一定の感覚で訪れる「逆にニックネームで呼ばない時期」があり、崇拝の対象がゆえに距離感の近さを嫌う人がいるのです。このフェーズに突入すると、

 

「俺(私)の好きは他の人の好きとは違う」

「親しくないのにニックネームで呼ぶのは失礼」

「“ちゃん”ってなに?何様?友達なの?違うよね?」

 

と、ただのキモい義理の親になってしまいます。ある日、SMAPファンとSMAPトークをしていたんですが、木村拓哉のことを「キムタク」と言ってしまいました。SMAPファンは「木村拓哉本人は昔キムタクと呼ばれることをあまりよく思ってなかった」という情報が頭の中にあり、ガチ勢であればあるほど「木村くん」呼び以外を認めない人が多く、キムタ…と言ったくらいで

 

「キムタクってやめて。木村くんに失礼だから」

 

と、ブチギレられ木村くんがハンバーガーを食べる時の指の形で目潰しされました。「その理論でいくと、お前のくん付けもおかしいだろお前のほうが年下なのになにが木村くんだよバカ」と思いましたが、本当に「ちょ、待てよ」でした。

 

そして、最終形態が「好きがゆえの呼び捨て」です。対象をあえて呼び捨てすることで「作品」や「才能」の部分のみを語りたがる時期。そうなると、もはや人としては半分終わりです。例えばミスチルで言うと

 

「このメロディに対してこの歌詞を当てる桜井のライティング力には本当に脱帽する…」

「だが、桜井があそこまで自由に作詞できるのも田原、中川、鈴木の力があってこそ…」

 

などとのたまうキショい音楽ライターみたいになってしまいます。そして最期には「さん付け」や「ニックネーム」で呼んでいる人間に対して

「俺は桜井の“才能”の部分だけを評価してるんだけど?君は?えっもしかして顔ファンかな?」

と、ドヤ顔する全人類に忌み嫌われる承認欲求の化物「ファッキンサイコファン」が爆誕してしまうので、早めに息の根を止めてあげてください。

 

「芸能人の呼び方」問題…どう呼ぶのが正解なのか未だに答えは出ません。これは人類の永遠のテーマかもしれません。

その点で言えば「さかなクン」「なかやまきんに君」「デーモン閣下」は本当に無敵です。老若男女ファン非ファン問わず、生きとし生けるものすべて等しく「さかなクン」「なかやまきんに君」「デーモン閣下」と呼ぶので…

 

ただ…さかなクンって子供とか明らかに年下の人間に「さかなクン」って呼ばれたとき一瞬、

 

「あ?さかなクン“さん”な?オラ」

 

って顔してる気がするんだよな…魚魚魚というか恐恐恐

細かすぎて伝わらないポルノグラフィティ岡野昭仁のメシが食える発音110曲

サボテン

※2024/4/15更新

ポルノグラフィティのボーカル岡野昭仁のメシが食えるヤバい発音110曲

  

1. 小説のように

2番サビ終わり「だから聴いてよ」の「て」と「よ」の間に入る「ぇ」

 

2. 幸せについて本気出して考えてみた

ラスサビ「いつまでも消えないように」の「いつまでも゛ぉ!きえ゛ない゛よに゛ぃ!」

 

3. ROLL

DVD『7th LIVE CIRCUIT “SWITCH” 2005』の2番Bメロ「わかり合えるはずの君が遠くて」の「わかりぃ〜〜〜〜」

 

4. 瞳の奥をのぞかせて

Cメロ終わり大サビ「こんなにも」の「こ゛ぉ」

 

5. EXIT

大サビ前、Bメロの「取り戻せたなら ただ」の「ただぁ……」と「柔らかな相槌」の「づちぃ………」

 

6. 黄昏ロマンス

1番Bメロ「黄昏に変わってゆく」の「かぁぁわって」

 

7. 愛が呼ぶほうへ

2番サビ、大サビ終わり「永遠で 一瞬で」のえいえ「ぅん」

 

8. ドリーマー

1番Aメロ「でも少し舵取りが」の「かぁ〜じ」

 

9. まほろば◯△

1番Aメロ「cock-a-hoop」の「フゥープ」

 

10. ライン

1番サビ「惹かれ騒ぐ僕の」の「のぉ〜〜〜〜」

 

11. 音のない森

 ラスサビ「先はまだ」の「さぁ」

 

12. 約束の朝

2番Bメロ「君に相槌のキス」の「ス…」

 

13. 狼

2番Bメロ「問い詰めておくれ」の「れぇ〜〜〜〜〜」

 

14. Rainbow

2番Bメロ「そうだ あの時も探していた」の「そうだっ…」

 

15. Sheep ~song of teenage love soldier~

1番Aメロ「メジャーな響き」の「ジャー」

 

16. Aokage

1番Bメロ「間に合わなさそうだ」の「だぁ〜〜〜」

 

17. マシンガントーク

サビ「離れられない」の「はぁなぁ〜〜」(裏声)

 

18. 敵はどこだ?

1番Bメロ2回目の「命令を下さい」終わりの「オォッ…イェァ…」

 

19. 蝙蝠

1番Aメロ「重ねてゆけばいつか」の「かぁ〜〜〜〜」

 

20. Hard Days, Holy Night

大サビ前Bメロ「飛び乗るタクシーの」の「スィー」

 

21. 夕陽と星空と僕

2番Bメロ「なぜに」の「んなぁ」

 

22. みんなのカープ

1番Bメロ「浩二や衣笠みたいに」の「こうじ」

 

23. 何度も

1番Aメロ「ポロリポロリと髭を弾いている」の2回目の「ポロリ」

 

24. リビドー(ライブ)

DVD『10TH LIVE CIRCUIT "ROYAL STRAIGHT FLUSH" 』1番Aメロ「ナンセンスな日常だ躁鬱」の「そぉうづっ…!」

  

25. ラビュー・ラビュー

1番Aメロ「さっき観た映画に」の「えぇが」

 

26. Jazz up

1番サビ終わり「初恋を乗せてペダル踏んでた」の「ふぅんでた」

 

27. It's on my mind

2番「古いメロディいつもひらひらと」の「とぉ」

 

28. ゆきのいろ

2番Bメロ「愛でるでもなく 飾るでもなく」の「ざぁ〜〜〜」

 

29. 月飼い

1番Bメロ「飽きもせずに」の「もぉ〜〜〜〜」

 

30. 天気職人

2番Aメロ「少し満足気」の「げぇ〜〜〜」

 

31. Search the best way

2番Aメロ「単純な構造でいい 感情の構造は」の「はぁ〜〜〜」

 

32. ルーズ

1番Aメロ「幼稚な幻みたい」の「よ゛ぉち」

 

33. オニオンスープ

2番Aメロ「僕らが難しい」の「しぃ」

 

34. 憂色~Love is you~

1番Aメロ「君を濡らしてから少しだけ」の「けぇ〜〜」

 

35. 別れ話をしよう

Cメロ「乳房」の「ちぃ〜〜〜」

 

36. ワールド☆サタデーグラフティ (★★★)

1番Aメロ「ソーダをシャンペン代わりに」の「シャンペン」

 

37. 渦

2番Aメロ「触っててよ その下を」の「さぁ」

 

38. POISON

大サビ前「夢を熱くする 毒薬(ポイズン)」の「ズゥン」

 

39. ロスト

DVD『∠TARGET”LIVE IN JCB HALL 2010』2番サビ「コバルト色した」の「コォ〜〜〜〜」

 

40. ∠RECEIVER

1番出だし「雨が」の「がぁ」

 

41. この胸を、愛を射よ

2番Aメロ「白と黒の世界に」の「せかぁ〜〜」

 

42. うたかた

大サビ「胸は爛れ締め付けられても どうか」の「ぉか」

 

43. ミステーロ

1番Aメロ「時を告げるベルマン」の「マァン」

 

44. Regret

2番Bメロ「ルシフェルの悪戯ほど」の「ルゥシ」

 

45. ウォーカー

1番Aメロ「いつか僕が」の「いぃつかぁ」

 

46. 星球

2番Aメロ「負けじとデッドヒート」の「けぇじぃと」

 

47. オレ、天使

曲ラストセリフ「人生」

 

48. AGAIN

曲ラスト2回目の「アゲイン」

 

49. ヒトリノ夜

2番サビ頭「甘い甘い」の2回目の「あまぁ〜〜い」

 

50. wataridori

1番Bメロ「想いを馳せるよ 運命のシルエット」の「エッ」

 

51. ANGRY BIRD

2番サビPAINT IT BLACKの「ブラァックッッッ!」

 

52. CLUB UNDERWORLD

1番Aメロ「当店ノーチャージ」の「チャージ」

 

53. BLUE SKY

「重すぎるリュックサックが」の「リュックサック」

 

54. 痛い立ち位置

2番Aメロ「誰彼となく誘って 誘われて」の「さそぉわれて」

 

55. パレット

2番Aメロ「暗い詩が あぁ」の「あぁ〜〜〜」

 

56. Part time love affair

1番Aメロ「やだよ…」

 

57. 空想科学少年

2番Bメロ「これでコンプレックスとお別れ」の「コンプレックス」

 

58. ネオメロドラマティック

1番Bメロ「時計の皮むきにただ」の「きんにたんだ」

 

59. 東京ランドスケープ

曲ラスト「褒めてあげよう」の「う」

 

60. 2012Spark

2番Bメロ「愛しい人の姿さえ」の「ひとのぉ」

 

61. LIVE ON LIVE

2番Aメロ「一時でも忘れさせてくれたらいい」の「いいぃ~~~」

 

62. 惑星キミ

2番Bメロ「ブラックホール」

  

63. 光のストーリー

1番Aメロ「slow down ベンチに座り」の「スロゥダァン…」

 

64. カシオペヤの後悔

Cメロ「夢を見てるだけならいいでしょ?」の「しょ…?」

 

65. 素敵すぎてしまった

曲ラスト「in the dark」の「インザァダァァァァァ………………ックッ…………」

 

66. BLUE SNOW

1番Bメロ「ナビには近所のシアターをセット」の「セッッ」

 

67. We Love Us

ラスサビ「it's gonna give you all you need」

 

68. 元素L

2番Aメロ「僕には関係ない音だらけだよ」の「なぁいおと」

 

69. モンスター(Fairlife)

2番Bメロ「鏡よ、鏡」の2回目の「かがみぃ」

 

70. オー!リバル

大サビ前「オー!リバル」1回目の「オォ……ッ」

 

71. サボテン

2番Bメロ「会いたいからって口実に」の「こうじつにぃいいぃ〜〜〜」

 

72. 君の愛読書がケルアックだった件

Ⅰ番Aメロ「窓の外ばっか見るわけが」の「がぁっ……」

 

73. MICROWAVE

ラスサビ「低く唸るだけ哀れ」の「あわれぇ……」

 

74. 夜間飛行

Aメロ「ずるいっ…」

 

75.クリシェ

「家路を急ぐ人を 煩わせる夕立」の「ゆうだ『ちっ』……」

 

76. カメレオン・レンズ

「あ行」冒頭Aメロ「ありのまま」の「あ」、2番サビ「あれは僕が」の「あ」、「美しい羽」の「うぅ」、Cメロ「痛みが」の「いぃ…」

 

77. Zombies are standing out

ラスサビ「夢見た日ウォォオオオオオオ〜〜〜〜〜〜!!!!!」の「ウォ」

 

78. フラワー

サビ「フラワァ…」

 

79. プリズム

サビ終わり「グレートジャーニーーーーーー!!」

 

80. 一雫 

Aメロ「乾いた雑巾を」の「ぞぅぉきぃん 」

 

81. グァバジュース

Aメロ「頼りないバランスで」の「バラぁあンスでッ」

 

82. 小規模な敗北

2番Aメロ「生温い日常の中」の「かぁ……」

 

83. Montage

2番Bメロ「フォトグラフッ………」

 

84. 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ

1番サビ「Black&White」の「ホワイッ!」

 

85. 冷たい手 〜3年8ヶ月〜

1番Aメロ「冷たい君の手を握る」の「手うぉにんぎんるぅ」

 

86. Swing

2番Bメロ「いいよォ……」

 

87. Fade away

1番Aメロ「それが今レクイエム」の「エムゥ……」

 

88. シスター

Cメロ「教会から響く」の「響くぅぅ……」

 

89. サウダージ

2番Bメロ「貝になりたい」の「かぁあ゛あ゛い!」

 

90. 見えない世界

3サビ「愛を見出す困難に」の「にィィイイイイ!」

 

91. ビタースイート

2番Aメロ「せめて体だけでも」の「からぁだ」

 

92. 瞬く星の下で

Cメロ「白馬には」の「にはぁ………」

 

93. THE DAY

2番Aメロ「いるんだよォ〜〜〜〜!(イルンダヨッ!)」

 

94. LiAR

2番Aメロ「感情を隠してる」の「かァんじょう」

 

95. アニマロッサ

1番Aメロ「行けるなら」の「ならァ………」

 

96. TVスター

Cメロ「満たされては」の「てぇッはァ…」

 

97. 空が青すぎて

2番Aメロ「ポキリと折れた」の「折れたァ……」

 

98. ブレス

2番Bメロ「未来はただそこにあって」の「あぁってぇ……」

 

99. 今宵、月が見えずとも

大サビ前「ソノショウタイィィィイイイイイ!」

 

100. ロマンチスト・エゴイスト

2番Aメロ「お気に入りのバラードで」の「バラァアアドオでェ…」

 

101.光あれ(ソロ)

1番Bメロ「この夜の中で」の「でぇっ……」

 

102. Shaft of Light(ソロ)

2番サビ終わり「心と体が動き出した Yeah」の「イェエ゛ア゛ァッッ…」

 

103. 暁

サビ前「Why not?」の「ワィノッ……?」

 

104. 悪霊少女

1番Aメロ「退散せよ」の「よぉ………」

 

105. メビウス

1番Bメロ「はずかしい はずかしい」の2回目の「しいぃ………」

 

106. 証言

Cメロ「When you light a candle in a cave seeking shelter Can you see in the light are the things that you value the most in this world」の「インディスワァァァルゥ……」

 

107. REUINION

Cメロ「アイアムユゥゥウウウッッッッ!!!!ヒアッッイズゼアアアアアア真理をォ…孕んだアアアアこのォオオオ…矛盾ゥゥゥウウンンンンン…………」

 

108. 解放区

2番サビ「ライトアップサファリ」の「サァァアアアファァリィイイイイイイ!!!!!!」

 

109. アビが鳴く

Cメロ「綺麗事が綺麗事となぜか揶揄される現実」の「がァ…」

 

110. OLD VILLAGER

Aメロ「娑婆が娑婆らしくにぎやか」の「かぁ…」

ドラマ『アンナチュラル』で中堂系が何回「クソ」と言ったのか数えた

ドラマ『アンナチュラル』の中堂系に「クソ」と罵られたい人生です。そのために、中堂さんが作中で「クソ」と言った回数を全て数えました。

あとついでに好きなセリフも書き起こしました。

※数字は言った分数

 

1話 名前のない毒 2クソ

5:38「そのクソみたいな提案いつまで続くんだぁ…」

ミコトに変な提案をされて

 

5:47「公平?便利な言葉だな…ジャンケンでも貧乏クジでも引いてやるよ…俺に実績で並んだら公平にな」

ミコトとの言い合いで

 

57:24「ラッキーだったな…クソまみれの世の中で…珍しい」

ミコトに偽装文書を突き返されて

 

2話 死にたがりの手紙 2クソ

5:19「いい加減にしろ!!!必要な情報は現場の情報だけだ…自殺に誘導するためのクソくだらねぇ話いつまでもグダグダと…」

解剖中の無駄話にキレて

 

12:05「犯人が父親でも母親でも事実は変わらない…クソ親に殺されかけた…その子ども、今頃犯罪者になってるかもな…」

六郎との会話で

 

33:33「あ゛〜信じがたい…」

ミコトがまだガラケー使ってて

 

43:02「俺に感謝してるのか?なら話しかけるな…バカが」

ミコトに焼き肉行きませんか?と誘われて

 

3話 予定外の証人 109クソ

24:14「人の感じ方まで責任持てるか!」

ミコトに感じ悪いと言われて

 

24:55「クソだな…クソすぎる…クソが…あ゛〜!クソォッ!!!…クソなのか?…(以下108回)」

坂本との回想

 

37:38「カビの生えた経験がなんになる?医療と同じで法医学も年々進歩してる。件数より目の前の鑑定結果を見ろ。それが全てだ」

裁判でマウント取られて

 

39:04「まぁまぁ…そう感情的になるな」

検事にダルいこと言われて

 

40:52「ふざけるな…女は信用できねぇだとおめぇがクソ小せぇこと言ってるから俺が駆り出されたんだ…人なんてどいつもこいつも切り開いて皮を剥げばただの肉の塊だ…死ねばわかる…」

温水洋一に感謝されて

 

4話 誰がために働く 0クソ

16:56「三澄じゃない…!」

ミコトにお前って誰のことですか?と言われて

 

18:03「罪のない人間なんて…いるのか?」

ミコトにどんな罪を犯したんですか?と聞かれて

 

5話 死の報復 3クソ

1:24「クッソ…なんで辞めたんだ坂本はぁ…!?」

坂本がやめたことに対して

 

13:43「あ〜そういえば、肺を体にしまい忘れたな…」

肺を窃盗して

 

14:41「考えたことがあるか…?永遠に答えが出ない問いを…繰り返す人生…いま結論を出さなければ…もう二度と…この人物がどうして死んだのかを知ることはできない…いま…調べなければ…調べなければ…永遠に答えが出ない問いに一生向き合い続けなきゃならない…そういう奴を一人でも減らすのが…法医学の仕事なんじゃないのか…?」

ミコトに

 

23:22「きっ、きっ、、、き、協力を…要請する…」

ミコトに命令ですか?と言われて

 

27:42「よくやった」

洗浄液を持ってきた東海林に

 

29:40「あ〜、酒臭ぇ…クソが…ヘルプどころかクッソの役にも立たねぇコイツら…手間かけやがって…」

泥酔して寝ている東海林と久部の散らかしたゴミを片付けながら

 

31:19「今やってる…」

ミコトになにかできることがあればと言われて

 

41:34「殺す奴は殺される覚悟をするべきだ」

復讐を遂げさせて

 

6話 友達じゃない 3クソ

20:34「立つな…!一旦逃げろ…!今の状況で任意同行に応じたらクソつまらん理由で勾留されてやってもいない罪を自白させられる…死体に慣れてるから人を殺せるだの何だの訳の分からんクソでっち上げストーリーを密室で毎日毎日念仏のように唱えられてみろ…!クソほどの体力、気力、根性がなきゃ挫ける…!東海林、お前体力気力根性あんのか…!?」

東海林と神倉をしゃがませながら

 

41:49「あいつは暇なのか…?」

ミコトのしつこさに呆れながら

 

7話 殺人遊戯 7クソ

1:10「わかるか。俺に言わせりゃこんなもんクソの役にも…」

クソシステムに

 

17:14「今日も世界はクソまみれ…」

殺人実況生中継のコメントを見ながら

 

17:48「クソッッッッ!!!!そっちの方がマシじゃないか!」

ミコトに頼みごとをされて

 

23:43「クソッッッッ!!!いちいちビビるな!」

坂本に

 

23:56「まあ…クソは…訂正する……」

坂本に

 

24:09「すっ、すぅ、すまなかった……クソッッッッ!!!あ゛〜終わらないじゃないか…!」

坂本に

 

40:52「落ち着け…!俺たちは…三澄先生の仲間だ…」

死のうとする高校生を説得するため

 

41:25「死んだ奴は答えちゃくれない…この先も…許されるように…生きろ…!」

死のうとする高校生を説得するため

 

44:01「…それで関東圏で出る10代から30代の女の遺体をできる限り調べてはいるんだが…毎月クソほど遺体が出るおかげで実は手が足りてない……協力しろ…さんざん協力させられた…少しは返せ…」

ミコトに協力してほしくて

 

8話 遥かなる我が家 3クソ

4:40「2番…器官が煤の吸引でクソ真っ黒だ…」

検死中に

 

26:05「会いたいって想いが死者に会わせるなら…俺は想いが足りないんだな…」

ミコトとの会話で

 

26:18「あぁ…会って聞く…お前を殺したクソ野郎は誰なんだ…体を切って開いても…分からなかった…」

ミコトに(糀谷夕希子に)会いたいですね、と言われて

 

26:38「クソが…そんなもん聞いてどうする…?ハハハッ…(笑)」

ミコトにピンクのカバのこと聞きましょうね、と言われて

 

9話 敵の姿 1クソ

18:40「……チッ…あ゛〜〜〜!!クッソ気になる…!なんなんだ!?」

糀谷夕希子と見つめ合って

 

26:13「なんだ…?ブサイクだな」

ミコトに睨まれて

 

10話 旅の終わり 3クソ

20:47「いつか言ったな?敵は不条理な死…殺人者を裁けない…これ以上の不条理があるか…?」

犯人を裁けないことに対して

 

34:12「クソがぁ!!!!」

宍戸に掴みかかりながら

 

36:39「ゆっっっっくり苦しみながら……死んでいけ…」

宍戸に毒を飲ませながら

 

51:21「んなわきゃねぇだろクソが…」

ミコトたちの話を聞いて

 

52:46「早く行くぞ…クソが…」

六郎の肩を叩きながら

 

まとめ

中堂系が作中でクソと言った回数

 

133クソ

 

でした。中堂さん、クソありがとうございました

米津玄師『さよーならまたいつか!』爽やか朝ドラ曲の皮かぶった恐怖!米津米津曲の皮かぶったファイトソングでした

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米津玄師がただの「爽やか朝ドラ主題歌」作るわけがなかった。テレビサイズの時点で

 

米津「口のォ中はたと血が滲んだァ…そォ゛オ゛オ゛らにツバを吐゛くゥ゛ウ゛……」

 

俺「あーっ!やばいやばい!出ちゃってる!出ちゃってる!はじっこから米津玄師の米津米津がちょっとハミ出ちゃってるよ!早くしまって!」と叫んでたんですが、

 

米津「見上げた先には何も居なかったァ…アーアーアー居なかったァ……ウゥウヒャヒャァアアッ!!!」

 

俺「ウゥウヒャヒャァアアッ????

 

来た。満を持して来た。閉ざされた壁の向こうから巨大な米津玄師が顔を覗かせ「またせたな」と言わんばかりにこちらを見ていた。ヨダレが止まらない…

 

 「…ウゥウヒャヒャァアアッ!!!」

 

ここで謎の笑い声をブチ込んでくるのが米津玄師…たしかに『Flamingo』や『でしょましょ』でも曲中に笑い声が使われているが、まさか朝ドラの主題歌で使うとは誰が予想しただろうか。

普通のミュージシャンはここに笑い声を入れようとは思わないし、リスナーもまさかこんなところで笑い声が来るとは夢にも思わない。見えない角度から後頭部を殴られたような衝撃だった。

米津玄師には常識など通用しない。いや米津玄師こそ常識なのかもしれない。信号機が米津色になったら止まれ、ということなのです。は?

 

1番の「見上げた先には燕が飛んでいた」と2番の「見上げた先には何も居なかった」の対比…「燕」とは希望のメタファーなのか…だとすれば「何も居なかった」とは希望が無くなったつまり「絶望」、その絶望を「笑い飛ばす」という意の笑い声なのか…?それとも単純に希望が無くなったことへ「マジで全部どうでもいい」という人生の諦めの笑い声なのか…どっちなんだ…米津…?

 

歌詞にはない一瞬の笑い声だけで無限の想像を掻き立てられてしまう。書こうと思えばこの笑い声だけで10000字の論文が書ける。これが米津玄師。これが米津米津曲。

「したり顔で 触らないで 背中を殴りつける的外れ

人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る」

「米津玄師」と辞書で引いたらこの歌詞が書いてあってもいい。仮にこの曲をいっさい知らない状態で、黒ずくめの謎の集団によって牢獄に閉じ込められ、

「今からお前に歌詞を見せる。誰が書いたか当てろ。外せば死ぬ」

と、この一文を出された場合、私は一瞬で「はい米津」と答えることができます。それほどに米津玄師の歌詞でした。

そして、先ほどの問いの答えがすぐに出てしまった。曲の内容がドラマタイトルでもある「虎に翼(ただでさえ強い力をもつ者にさらに強い力が加わることのたとえ)」から来ていることは分かっていたが、フルで聴くと「虎はなにゆえ強いと思う? もともと強いからよ。」と言わんばかりに、どんな困難も返り討ちにする主人公・猪爪寅子の圧倒的パワーが痛いほどに表現されていた。

「口の中はたと血が滲んで 空に唾を吐く」

このフレーズだけが曲中で唯一で2回繰り返されているが、1番では世の中の理不尽に殴られ、もしくは悔しさに自分で唇を噛み締めて血が滲んでいる印象を受けたが、ラスサビではその前に

「繋がれていた縄を握りしめて しかと噛みちぎる

貫け狙い定め 蓋し虎へ どこまでもゆけ」

の一節が入ることによって虎となり相手の喉元を噛みちぎる姿が目に浮かんでくる。1回目と2回目では印象がまるで真逆。

『さよーならまたいつか!』という曲名を見たとき、正直最初は「なんじゃその曲名…」と困惑したが、フルで聴くとこれ以上に猪爪寅子を表したものはない。

古来中国の言葉に

「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」

というものがある。獣虎は、死んでのち立派な毛皮を残すように、人は死んでもその「思想や理想」は決して死ぬことはない。100年後に生きている人間は誰もいないが、その魂は未来に受け継がれている。そんな想いを込めた

「さよーならまたいつか!」

だとするなら…とんでもないファイトソングが誕生してしまいました。「米津米津曲だ…」と恐怖する一方で、みるみるうちにパワーがみなぎってくる。

心なしか、曲を聴いてから二の腕が太くなったような気がしますし、腹筋も割れてる気がしますし、視力も上がった気がするし、ウンコもめっちゃ出ますし、睡眠も十分に取れている気がします。

俺は虎。米津を聴いているかぎり俺は死なない。100年先も米津に会いたい。

SixTONES『音色』さん、2024年度「ラスサビのアカペラ最高オブ・ザ・イヤー」受賞おめでとうございます

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SixTONES『音色』さん、2024年度「ラスサビのアカペラ最高オブ・ザ・イヤー」おめでとうございます。

俺は常日頃から「ラスサビで急に演奏止まってアカペラになる曲を養子に迎えたい」と考えている危険思想の持ち主なんですが、SixTONESの新曲『音色』を迎えることに決めました。

音色には今日から「パパ」と呼んでもらいたい。宇宙よりデカイ愛情注ぎたい。

今年1月に『THE VIBES』という、言ってしまえば治安激悪ゴッサムシティヒップホップアルバムによってSixTONESとはアイドルの中でもそういう立ち位置なのだと、アメコミで言えば「ヴィラン」すなわち悪を担う存在になっていくんだと、認識しつつあったこのタイミングでの

 

「ド王道ヒーローポップラブソング」

 

滋養強壮に効く、としか言いようがありませんでした。今の俺にとってSixTONESとは聴く養命酒。日々の喧騒に疲弊しきっていた心身に、親より優しいメロディと歌詞がドボドボと入ってきた。

 

「一人ィィイイイ……でェ生きられェェ…なァァい……(スゥッ……)

 

わけでもないのにィィイイ………この道選んでるゥウウゥウウウウ……」

 

「目に見えなァァアい絆やァ……!」

 

「運命だとかァ……」

 

「信じざるを得ない今があるゥゥゥウウウ……」

 

デェンドンデェェンデェエエン……!!

 

ファッ……

 

 

SixTONES「出会えただけで特別な毎日ィ…!

 

アァア〜〜〜!こうして僕らは今歌ってるゥッ!」

 

リュッルルイルリリリリリリリリリッィイイイイイイ!!!!

 

 

俺「ビクトリー……」

 

電車で一人、そうつぶやいていた。ハタから見ればまぎれもなく不審者、社会的には完全な敗北者だが「耳の完全勝利」とはまさにこのこと。

まず”そこ”に至るまでの過程が素晴らしい。歌詞もメロディも優しいのに曲の構成は鬼のスパルタ。静→動→静→動と、何段階にも及ぶ曲の盛り上がりを経て、「キャッチー」という言葉を具現化したようなサビ。

「やけになんだか 今日はさ 夕焼けに伸びた僕らの影が

重なっていつもより 大きな一つのものに見えるな」

「なんだかanaa」「今日はさouaa

「夕焼けuuae」「僕らの影ouaoae」「重なってaaae

「いつもよりiuooi」「大きなooia」「ひとつのものにiouoooi

Aメロから文章としての意味は2ミリも損なわず、巧妙に母音を合わせることによって聴き心地を担保する。その上で、絶対に一人では歌えないメロディの複雑さによって圧倒的な中毒性を生み出していた。

そしてそれを6人それぞれが自分の声の個性を見せつけるように連続して歌い繋いでいくんですが、キーの上がり下がり具合がただの歌のビッグサンダー・マウンテン。

陽だまりの丘ような高音のジェシー→ガラス細工のような京本大我の高音→ブラックホールのような松村北斗の低音→放課後の小学生のような髙地優吾の高音→紙ヤスリのような田中樹の低音→初恋の思い出のような森本慎太郎の高音。

こんなもん一人カラオケで歌ったら死ぬ。技術的な意味でも死ぬし、俺の人生にはこんな6人の仲間はいねぇという事実に死ぬ。一人も似た声質がいないSixTONESだからこそできるマイクリレー。「この6人」でしか歌えない歌。そこに『音色』というタイトルの意味が込められている気がした………

Youtubeサイズですら、何度も聴きたくなるような仕掛けが山ほどある。もうSixTONESがディズニーランドのアトラクションのひとつになってほしい。そんなことになったら、俺は風間俊介以上に毎日ディズニー通ってしまうでしょうね…

どゆこと?

そして満を持して訪れる「脳汁」の瞬間。ジェシーから徐々に歌う人数が増え、ラスサビで「SixTONES」が完成していく。サグラダファミリア建設のような焦らしの連続、そして…

 

SixTONES「出会えただけで特別な毎日ィ…!

 

アァア〜〜〜!こうして僕らは今歌ってるゥッ!」

 

 

俺「アっっっっ!!!!アアああああァアッ〜〜〜!!!!」

 

 

主題歌ドラマ『お迎え渋谷くん』ってタイトルらしいんですが、俺が天国に迎えられそうでした。『お迎えられかんそうくん』始まった。