今でこそ新しいアニメを観る機会はあまりないのだけど、小さい頃に観ていたの主題歌はとても記憶に残っている。そんな数あるアニメソングの中でもちょっとマイナーな懐かしいオープニング・エンディング曲を20曲ほど紹介します。
タッチ 君がいなければ / 岩崎良美
タッチの主題歌といえば岩崎良美の「タッチ」「愛がひとりぼっち」「チェッ!チェッ!チェッ!」が有名だがこの曲が一番好きだった。この曲を女の子にカラオケなんかで歌われたらグッときてしまう。
スラムダンク 煌めく瞬間に捕らわれて / MANISH
他のスラムダンクの主題歌といえばBAADの「君が好きだと叫びたい」や大黒摩季の「あなただけ見つめてる」、WANDS「世界が終るまでは・・・」、ZYYGの「ぜったいに 誰も」が挙がるがこの曲が一番好きだった。初めて聴いたときは大黒摩季にしか聴こえなかったが。
学校の怪談 グロウアップ / Hysteric Blue
エンディング曲のCASCADEの「Sexy Sexy」と迷ったがHysteric Blueのほうを推したい。Hysteric Blueは「春 〜spring」や「なぜ・・・」も好きだった。同じ時代にYUKIがいなければ...。
クレヨンしんちゃん 年中夢中 "I Want You" / PUFFY
数あるクレヨンしんちゃんの主題歌の中でもこの曲は1、2を争う。クレヨンしんちゃん抜きにしてもアップテンポで元気の出るいい曲。
クレヨンしんちゃん 月灯りふんわり落ちてくる夜 / 小川七生
クレヨンしんちゃん主題歌からもう1曲。この2曲とTUNE'Sの「動物園は大変だ」、華原朋美の「PLEASURE 」桜っ子クラブさくら組の「DO-して」、L'luviaの「スキスキ♡マイガール」、シェキドル の「全体的に大好きです」なんかと迷った。しんちゃんの曲だけでもランキング作れそうなくらい昔は良い曲が多いので気になった方は「クレヨンしんちゃん TV・映画 主題歌集だゾ」を購入するといいです。
南国少年パプワくん んばば・ラブソング / TOME
南国少年パプワくんといえばこの曲。「うんばばんばんば呼んでる」と一度聴くと耳から離れない歌詞とメロディ、特徴的な歌声、今で言う「ゲラゲラポー」に通ずるものを感じてならない。
シティハンター SUPER GIRL / 岡村靖幸
シティハンターと言えばTM NETWORKの「Get Wild」があまりにも有名だが、再放送のシティハンターのこの曲で岡村靖幸を知った身としてはこの曲を推さない理由はない。
おジャ魔女どれみ# 声をきかせて / MAHO堂
「おジャ魔女どれみ」の続編「おジャ魔女どれみ#」のエンディング曲。非常にメロディが綺麗で音楽的にもクオリティの高い曲。
ドラゴンボールZ 僕達は天使だった / 影山ヒロノブ
ドラゴンボールの主題歌といえば無印のオープニングである高橋洋樹の「摩訶不思議アドベンチャー」、「Z」のオープニング「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、GTのオープニングFIELD OF VIEW「DANDAN心魅かれていく」などが有名だがこの曲は子供の頃からよく歌っていたので好きだった。橋本潮の「ロマンティックあげるよ」かこの曲かで迷いに迷った末、こっちに決めた。
GTO ヒトリノ夜 / ポルノグラフィティ
映像と曲のやさぐれ感がとてもマッチしていて好きだった。特に「心の性感帯」というフレーズはとても印象に残るフレーズだった。この他にもL'Arc~en~Cielの「Driver's High」の記憶に残っている。
幽☆遊☆白書 ホームワークが終わらない / 馬渡松子
「幽遊白書」といえば馬渡松子だろう。「微笑みの爆弾」があまりにも有名だが、この曲もなかなか良い。他にも「デイドリームジェネレーション」や「さよならbyebye」なども名曲。女の人なのに男らしい。
烈火の炎 なんか幸せ / The Oystars
アニメはアレだった記憶があるが、このオープニング曲の「なんか幸せ」はすごく好きだった。むしろ内容よりこの曲を聴きたくてアニメを観ていたほど。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 気持ちだよ / 吉田拓郎
こち亀の曲といえば堂島孝平の「葛飾ラプソディー」や小林幸子の「だまって俺について来い」、嵐の「ナイスな心意気」、TOKIOの「Everybody Can Do!」、所ジョージの「ブウェーのビヤビヤ」などが有名だが、個人的には断然この曲。本当に詞が良いと思う。ただ奥菜恵の「淑女の夢は万華鏡」、女王様の「渚の女王様 夏が来た!」もかなりいい曲なので「こち亀百歌選〜主題歌ベスト・コレクション〜」を購入することをおすすめします。
キテレツ大百科 お嫁さんになってあげないゾ / 守谷香
キテレツ大百科の主題歌といえば「いざ進めやキッチン」から始まる「お料理行進曲」 があまりにも有名だが、キテレツとみよちゃんの関係性を考えればこの曲のほうがストーリー的にはしっくりくる。
地獄先生ぬ~べ~ Sprit / PAMELAH
FEEL SO BADの「バリバリ最強No.1」やB'zの「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」など名曲の多い地獄先生ぬ~べ~だが、この曲はぬ~べ~に想いを寄せる雪女ゆきめの気持ちとリンクすることがあって前述の2曲の内容が、よく歌詞を読むとほとんどぬ~べ~と関係ないことを考えると奇跡のシンクロ率。
遊☆戯☆王 乾いた叫び / FIELD OF VIEW
「突然」でおなじみのFIELD OF VIEWだが、この曲や前述したドラゴンボールGTの「DANDAN心魅かれていく」など意外とアニメソングが多い。この2曲に共通して言えることは自分たちの色を崩さず、かつアニメに迎合しすぎるわけでもなく、そのバランスがとても良いこと。
名探偵コナン 夏の幻 / GARNET CROW
GARNET CROWといえばコナン、コナンといえばGARNET CROWというくらい主題歌率が昔は高かったしコナンでしかGARNET CROWを聴かなかった。一番好きなのはこの曲。単純にコナンの主題歌ということを抜きにしても良い。他にも「夢みたあとで」や「君という光」などもおすすめ。
湘南爆走族9 俺とお前のGOOD LUCK! 虹の彼方へ / Mr.Children
正直「湘南爆走族」とこの「虹の彼方へ」がマッチしていたかと言われれば疑問符を投げかけざるを得ないが、アニメソングという括りを払って独立して好きな曲なので今回は20曲の中の1曲とした。
中華一番! 空 / 大黒摩季
大黒摩季のアニメソングといえばスラムダンクの「あなただけ見つめてる」という人がほとんどだと思うが、この曲の爽やかさがすごく好きだった。吉田拓郎の「気持ちだよ」と同じく歌詞がとても良く「夢見てた友達が諦めて収まった 勇気づける心のどっかでホッとしたりして」というフレーズが胸に来る。
新機動戦記ガンダムW It's Just Love! / 大石ルミ
ガンダムはこの「W」しか観たことがないのだがオープニングであるTWO-MIXの「Just Communicatio」とともにとても記憶に残っている。ヒロインのお嬢様の高飛車感と歌詞がとても合っていた。
ちびまる子ちゃん ハミングがきこえる / カヒミ・カリィ
ちびまる子ちゃんもB.B.クイーンズの「おどるポンポコリン」をはじめ関ゆみ子の「ゆめいっぱい」、西城秀樹の「走れ正直者」など印象に残る曲が多いがこの曲が一番記憶に焼き付いている。なんせ「声がほぼ聴こえない」という経験はこの曲が初めてだったから。
美少女戦士セーラームーン 風も空もきっと / 観月ありさ
「ナースのお仕事」シリーズでお馴染みの観月ありさだが歌手活動も行っていることはご存知だろうか。その中でもこの曲を耳にしている人は多いと思う。最近でも神田正輝と松田聖子の娘・神田沙也加がCMでこの曲を口づさんでいた。セーラームーンの曲といえばこの曲かDALIの「ムーンライト伝説」だろう。
ジャングルの王者ターちゃん HEARTの形状 / B∀ G
ほぼエロアニメであるジャングルの王者ターちゃんだが、そんなターちゃんにはもったいない!と思ってしまうほど主題歌の「HEARTの形状」は良い曲だった。当時B∀Gはどんな気持ちで歌っていたのか。
以上、20曲ほど紹介しました。他にも「らんま1/2」とか「まじかる☆タルるートくん」とか「GS美神」「るろうに剣心」とか「すごいよ!マサルさん」とかあったんですけどキリがないので割愛しました。紹介した曲の中にはアニメのために書き下ろした曲もあるかもしれないが、明らかにアニメのために書き下ろした曲や、アイドル的声優が歌っている曲も良いけど、他の曲もリリースしている歌手がたまたま主題歌に抜てきされて、それが偶然ストーリーとリンクしていたときの感覚は単なる「アニメソング」の枠組みを超えたものがあると感じたのですがどうでしょうか。ただ哀しきは紹介した曲を歌う歌手のうち9割が消滅してしまっていることだ。