昨日は友人と焼き鳥屋に食事に行った。店内は週末ということもあってか、賑わっていた。僕たちは人目を気にするようにしながら端の席についた。
おもむろに服を脱ぎ僕は言う。
「ガマンできない...いい?」
「え?もう?ダメだよ...」
「好きなくせに」
そう言うと僕は手元のスイッチを押した。
ヴヴヴヴ...
「ちょっ、まだ準備が…あっ来るもう来ちゃう、あー」
友人がいったのも束の間、何食わぬ顔をした男*1が現れた。
「ほら、言ってみて?」
僕は友人にそう囁く。
「な、生*2がいいです…」
顔を真っ赤にしながらつぶやく友人の様子を見て体の奥底で何か沸き立つものを感じる自分が恐くもあり、同時に嬉しく思った。
「こんなところだし、久しぶりだからドキドキする…」
そう言って僕らは(グラスに)口をつける。
「んぐ、んぐ、ふぅ…」
気持ちよくなったところで、まずは「スナギモ」から味わう。熟され硬くなったスナギモは口をつけるとコリコリとしていた。
「あ~、そこがいいところ」
うらめしそうに僕をにらむ友人に見せつけるようにしてスナギモをおもむろに口に入れる。うまい。次は「ポンジリ」を楽しむ。先の方をあてがい、何度もさすりながら撫で回すように出し入れする。僕がたまらず、友人のポンジリを噛むとぴゅっ、ぴゅっ、と塩ダレが吹き出した。
「すごい、こんなに…」
まだ生焼けのような赤くなったその肉塊を僕は口いっぱいにほおばった。
「すごい夢中でほおばるんだね…ねえ、そっちのもちょうだい…?」
友人が頬を赤く染めながら僕にそう囁くと、僕の「手羽先」にしゃぶりついた。汁まみれになった僕の手羽先を友人は長い時間をかけてじっくりと堪能した。
「もう我慢できない、あれちょうだい」
そう友人が囁くと僕は太く長いモノ*3を手に取り、友人の中*4に入れる。
「はぁ…」
友人は恍惚の表情を浮かべ、体の中に入るそれを味わう。
「ずっとほしかったんだ?」
僕はその様子を眺めながら沸き立つものが抑えきれず、キンキンになったモノ*5をつかむ。
「知らない人に見られるかも」背徳感がさらに2人を燃え上がらせ、我を忘れて行為*6に勤しんだ。
ーどのくらいの時間が経っただろう。ぐったりとした2人の元へ筋骨隆々な男が声をかけてきた。
「あ、あの、そ、そろそろ」
「え、ずっと見てたの?」
友人が切なげに男を見つめる。
「し、仕事ですから」
言い訳まじりに応える男に友人はこう囁く。
「やらしい。しかたないなぁ、わかったよ。これ使える?」
黒光りしたモノ*7を男に差し出す。
「は、はい。つ、使えます」
「何回までイケる?」
そう友人が尋ねる。
男は答える。
「す、好きなだけ」
「そう、じゃあ6回」
友人が口にする。
「6回?そんなに…」
男が驚いた様子でいると友人は妖艶な表情を浮かべながら
「できないの?」
と男を挑発するような口ぶりをする。
「い、いえ。ありがとうございます」
ーそんな2人のやりとりを眺めながら思った。「この時間がいつまでも続けばいいのに…」